サラ、ベルナール
写真はサラ、ベルナールである。美しい顔立ちを細いウエストが一層引き立てている。彼女はフランスの舞台女優で、1844年10月22日にパリで生まれた。本名はアンリエット・ロジーヌ・ベルナール(Henriette Rosine Bernard)。
オランダのユダヤ人の売春婦ユディト・ファン・ハルト(Judith van Hard)の私生児であった。父親はフランス人弁護士エドゥアルト・ベルナール(Edouard Bernard)であったと言われている。カトリック修道院で教育を受けたのち、生活のため女優と売春婦を兼ねながら国立音楽演劇学校で学んだ。彼女の舞台経歴は1862年に始まり、初期の出演作の多くは喜劇と道化芝居であったが、のちにシリアスな演劇の女優としての才能も現し、「聖なるサラ」との名を博した。1914年にはレジオンドヌール勲章を授与されている。サラは、1900年の“Le Duel d'Hamlet”(ハムレットの決闘)にハムレット役で出演し、無声映画のパイオニアの1人でもある。
彼女はベルギーの貴族であるリーニュ公シャルル=ジョゼフ=ウジェーヌ=アンリ(Charles-Joseph-Eugene-Henri)と恋愛関係を持った。リーニュ公との間には1864年に唯一の子である作家のモーリス・ベルナールが生まれた。1915年、10年前に負傷した右脚を切断したが、仕事を続けた。、1923年、サラ・ベルナールは息子モーリスの腕の中で息を引き取った。彼女はフランスより国葬の礼を受け、パリのペール・ラシェーズ墓地に埋葬された。サラは生前、豪華な棺の中で就寝するという奇行癖もあったようだ。また、リリー、ラングレーとも親交があったようだ。二人は美しさと細いウエストを武器にのし上がった共通点があるので、さもありなんとの感もある。







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